キング さんへのメッセージ

★キング さんの前世

帽子をかぶり、カーキ色の立派な軍服を着た、20才ぐらいの
日本の軍人。
腰に軍刀か何かを下げ、ベージュのレンガ造りの建物の門の
ところで敬礼している。第二次大戦中の将校さんのよう。

　この前世についてのメッセージ

　「キングさんは、第二次大戦を戦い抜いた軍人でした。
　　彼の人生は、若く、はかなく散りましたが、思い切り
　　自分の務めを果たしました。
　　彼は愛する家族のため、国を思い、死んでいきました。

　　今世、若くして散った前世を取り戻すため、彼はすぐに
　　生まれ変わり、この平和な日本に再び生まれました。
　　前世でできなかったことを成し遂げるため、今世では、
　　たくさんのことをやりたい、という気持ちがあります。

　　一番大切なのは、家族と幸せな時を過ごすことです。
　　そして、自分の可能性を、人のため、世の中のために
　　生かしていくことが彼にはできます。
　　　
　　今世では、何も身の危険を脅かされることはありません。
　　安心して、幸せな人生を生き切ってください。」


★キングさんのガイドさん

落ち着いた茶系・金色系の着物姿で、町人風にちょんまげを
結った髪は、白髪に近い薄い色をした、60～70歳ぐらいの
おじいさん。
体系や雰囲気は、伊東四郎さんのような感じで、顔はにこにこ
してやさしそう。

「私は越後の国に生まれ、問屋をやっていました。
　私が知っていることは、商売を通じてたくさんの人と交流をし、
　人の心を理解し、人と人をさらにつなげていくような、
　橋渡しをする役割です。

　キングさんにも、たくさんの人と関わり、人々に愛や信頼、
　人生の面白さや楽しさを分け与えていくような人生を送って
　ほしいと思っています。

　彼にはそれができます。どうか、自分の能力を最大限に生かし、
　今世をたくさんの人のために生きる、そして人生を楽しむ
　ようにしてください」


★ガイドさんへの質問

今の仕事は満足しているけれど、できれば将来独立したいの
ですが。

「あなたの中には、独立して何かをやりたい、自分の力を試し
　たい、という気持ちが大変強くありますね。
　それはとてもよいことです。

　しかし、家族とともに今世は生きることが課題です。
　家族を置いて、自分のやりたいことだけをやるわけには
　いきません。

　まずは、正直に家族に自分の気持ちや、将来のビジョンを
　話してみてください。
　　　
　その夢が、家族に理解され、家族が心から賛成してくれる
　ようになれば、あなたは本当に好きなこと、やりたいことが
　できます。　

　何事も、周囲の応援なしではできません。
　自分の味方を増やすこと、応援してくれる人を周りに一人でも
　多く作ることから始めてください。

　あなたの力はたくさんあります。その力だけに頼るのではなく、
　周りの人々の力も借りることを、これからの人生では考えて
　いってください。
　それにより、あなたの人生はよりよいものになり、成功は
　あなただけのものではなくなるでしょう。」


★izumiより

軍人であった前世についてお伝えすると、「軍隊にはすごく
興味があって、前日もテレビで『亡国のイージス』を見た
ばかり」とのこと。

それ以外にも、『男たちの大和』も映画だけでなく、ＣＤや
本も買ったぐらいだそうで、軍人であったとわかってとても
うれしい、とおっしゃっていました。

軍刀は天皇陛下からの授かり物、という意味があり、腰に軍刀を
差しているのは階級の高いしるし、など、私の知らないことを
いろいろ教えていただきました。


戦争が好きなわけではないのに、なぜこんなに軍隊に惹かれ
るんだろう、という意味がわかると、これからの生き方も
変わられるかもしれませんね。

今のお仕事は、前世とはまったく違うそうですが、安心して
仕事や平和な日々を楽しむことができるようになられるといいな、
と思います。

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