自分をわが子のように愛しんで

「人にしてあげるのは大好きだけど、自分にごほうびをあげる
　なんて、なんだかもったいないような、罪悪感を感じてしまう」

「人が疲れていると、『休んだ方がいい』と言ってあげるし、
　お酒を飲みすぎたりしていると、『もっと体を大事にして』と
　言いたくなるけど、自分のこととなると、全然休んでないし、
　気づくと体に悪いものばかり食べてたりする」

セッションやレッスンに来られる方から、よくそんな声を聞きます。

世の中には自分のことしか考えない人もいるのに、一方では
こうした自分のことより他の人の方を大事にしてしまう人も
多いということですね。

それは素晴らしいことだけど、その結果、健康を害したり、
ストレスがたまっていたりするのでは、他の人を優先するあまり、
自分を傷つけていることになります。


私もそんな傾向があるので、いつも気をつけているのは、
「自分自身を、愛しいわが子だと思う」ということ。

自分の愛しいわが子に、
「休まないで働きなさい！」と言うでしょうか。

「おまえが頑張るのは当然で、いちいちごほうびなんていらない」
「おまえのために使うお金なんてない」
「そんなことでストレスを感じるとは、情けない」・・・

そんなふうにあなたは言いますか？


あなたを本当にかわいがることができるのは、あなた自身。
あなたの気持ちや体の状態を一番わかるのも、あなた自身。
いくら人に認められても、自分が自分を認めていなければ、
むなしさが増し、焦燥感が募るだけです。

自分のために、時間を使いましょう。
自分のために、お金も使いましょう。
自分のために、体にいいものを食べさせてあげてください。
自分のために、休んであげてください。

自分を、大事にしてあげてください。

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