人を助ける方法

「『ライトワーカーの苦悩』の記事にあったように、苦労や人生
　経験の多い人でないと、人を助けてあげられないんですか？」

という質問が時々あります。

もちろんそんなことはありません！
人のために何かしてあげたい、役に立ちたいって、すばらしい
ことですよね。
ただ問題は、そういう人ほど、自分自身が課題を抱えている場合が
多いことなんです。

あなたは仕事がうまくいっていますか？
幸せな恋愛・結婚ができていますか？
人間関係はどうでしょうか？

最初は失敗を繰り返していたけど、年とともにいい仕事ができる
ようになってきたとか、以前は結婚生活の危機もあったけど、
それを乗り越えたらとても円満な夫婦関係になったとか、
そういうことが大切。

そうやって自分の課題を克服してきた人なら、他の人に
どうすれば課題を乗り越えられるかを教えてあげられるからです。


私自身、まだ自分の課題と格闘していた頃に、観音様にこんなことを
言われたことがありました。

「やがてその経験を、他の人のために役立てる日が来るでしょう。
　多くの人と分かち合って、あなたの経験したことが無駄では
　なかったことを知ってください。」

その時は、自分が人のカウンセリングをしたり、教えたりする
ようになるとは想像もしていなかったので、信じられない気持ちが
したものです。

でも、自分の課題を一つ一つ乗り越えるうちに、自然とこの道に
導かれていきました。

　　
「人のために何かしてあげたい」と思う人は、まず自分自身が
問題のない、幸せいっぱいの状態になることを目指しましょう。

そして、どうすれば幸せになれるかを、他の人に教えてあげて
くださいね。

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